2022.01.23

きのうはEmeraldワンマン WWWX。WWWXは何回か行っているはずだったけれど観たライブをひとつしか思い出せなくて、だからもしかしたら2回目なのかもしれなかった。感染状況のこともありどうかなと思っていたけれど、会場は大入りだった。初めて根津さんとふたりでエッグマンにEmeraldを観に行ったのはもう5年とか6年前くらいになるんだろうか。その頃の曲も織り交ぜたセットリストで、いろんなことを思い出しながら観た。たくさん、本当に何度も助けてもらってきたな、と思った。中野さんが嬉しそうで、それがよかった。ひとつのバンドを10年続けるというのは本当にすごいことだなと思う。

メンバーにもめっきり会っていないので挨拶して帰ろうかとも思ったけれど、終演後のごみごみと、いろんな知り合いがいるだろうと思われたのでみんなに挨拶してどうこう、とか思うとあまりそういう気分ではなく、誰にも会わずにすーっと出て、ひとりで一杯飲んで、さくっとレイトショーでも観て帰ろうかと思ったけれど、結局ときどき行くタイ料理屋に吸い込まれるようにして入り、パッタイでお腹をパンパンにして家に帰った。

おととい、姉の子どもが産まれた。無事に、産まれた。姉は自宅での自然出産を切望していたのでかなり家で粘ったらしいが、結局出てこず救急車で運ばれて病院で出産したらしい。母がちょうどその前日に彼女たちの家に着いており、母が促さなかったら救急車を呼んでいなかったのではないかあるいは呼んでいたにしてももっとあとになってからだったのではないか、と思うから、母がいて良かった。コロナのせいで母は可哀想にひとりぽつんと家に残されて、気が気でないまま連絡を待っていたようだった。わたしが様子を尋ねるLINEを入れると「病院で産まれました」とだけ返信があり、あぁこれは、と思い電話をかけると画面越しに泣いていた。死産になっちゃったらどうしようかと思った、安心した、よかった、と言い、ことの顛末を聞かせてくれた。
きのうになってようやく姉からも連絡があり、写真も送られてきた。毛がふさふさだった。とても、とてもかわいかった。
姉に対しては本当にいろんな気持ちがあり、大嫌いだとも思うし、軽蔑も嫌悪もしている。それでもやっぱり大切だしたぶん好きなのだ。家族よ、と思う。初めての姪。写真だけでも本当に本当にかわいい。わたしは来月和歌山に行ってくる。姉と喧嘩しないように距離をとりつつ、赤ちゃんと二匹の猫たちと遊んでいよう。あとは和歌山もふらふらしよう。近くに温泉がたくさんあるらしい。

新しいデスクとチェアと、それからきのうスピーカーのスタンドも届いて夜な夜な設置。部屋が格段に素敵になった。まじで完全にスーパー最高、ときのうの夜心の中で何度も言い、今朝起きてもやっぱり最高で、にやにやと愛でている。これまであまり仕事デスクに寄り付かず、ダイニングテーブルで仕事をすることもしばしばだったのだけど、デスクが2倍の大きさになり、ダイニングチェアからコロコロのついた回転するワークチェア(でもただの黒いよくあるやつではなく、木の板の上にグレーのスウェードのクッションが乗っているとても素敵なやつ、椅子はもう何年も前からこれと決めていた)になったらそれはそれは快適で、なんの苦も抵抗もなく、ワークスペースに入り浸るようになった。環境の大切さを実感している。ばきばき仕事しよ。制作の続きもそろそろ。