2023.06

2023.06.29

2023.06.29 蒸気

きのうは笑ってしまうくらい絶望的な気分で、どうしようもないので夜はすごすごと外へ出掛けて行き、下高井戸シネマでゴダールのウィークエンドを観た。わたしはたぶんゴダールなんて名前を知っているくらいで一本も観たことがなくて、い […]

2023.06.26

2023.06.26

どうして、わたしは、こんなに、いちいち、なにを怖がって、なにを恐れているんだろうか、と今日は考えた。そうして夜になってミックスをもう一度、心を正して聴けばちゃんと良いと思えて、ああよかったと思って、そうしたら怖がって恐れ […]

2023.06.24

2023.06.24 膨張する

なーんにもする気がおきなくて、ソファーにわしゃわしゃと積まれたブランケットやクッションの上にぽとんと体を預けて、風で膨らんでは戻りまた膨らんでを繰り返すカーテンをぼんやり眺める。風というのはどうしてこうも心地いいのかしら […]

2023.06.21

2023.06.21 寂寞

二度目のパンを焼いた。前回は大きなまんまるのどっしりしたのを焼いて、今回は小さなシナモンロールとカルダモンロールを2個ずつ、残りの生地も小さく丸めて焼いた。スペルト小麦というものの存在が長らく気になっていたけれど日頃あま […]

2023.06.11

2023.06.11 海底

書きかけというかほとんどぜんぶ書き終えたけれどなんとなくアップせずにいた数日前の日記を読んでみようと思ってメモ帳を開くけれどまたすっかり消えていた。けっこう良かったような気がしていたのに。でもだったらなんでアップしなかっ […]

2023.06.07

2023.06.07 蛍光灯の明るさがやけに

まあまあ長い日記を、書いて、さっき行きの電車の中でアップして、しかしいま帰りの電車の中で見てみれば跡形もなく消えていた。こんなことは初めて。なにをどんなふうに間違えたのか。どこへ消えたのか。しかし文章というのはまったく同 […]

2023.06.03

2023.06.03 おのれの作品のよしあしを

「自分の作品のよしあしは自分が最もよく知っている。千に一つでもおのれによしと許した作品があったならば、さいわいこれに過ぎたるとのはないのである。おのおの、よくその胸に聞きたまえ。」 金原ひとみをつぎつぎに読み(しかし読み […]

2023.06.01

2023.06.01

「一度創作することを知ってしまった人は、それなしに生きているだけで何かを僅かずつ喪失してしまうんだよ」 金原ひとみのfishyという小説の、最後の最後に書かれていた。これはまったくその通りなのかもしれない。 ミックスが終 […]