2024.01.21

後悔なんていうものはいくらでもあり、どうしたって取り戻すことの出来ないそしてそのことを痛いほど理解しているそれらをどんなふうに受け止めるあるいは受け流すなどして向き合うあるいは付き合うあるいは放っておくのか、またあるいは。

きのうは一日中雨で久しぶりによく降ったけれど今日は天気がよく、日中はまたとても暖かかった。一緒に暮らしている小さなひとの二歳の誕生日だったので苺や米粉を買いに行き、みんなでケーキを作った。小さなひとはわたしたちのすることを何でも自分でもやってみたがるので、今日もスポンジ(小さなひとは小麦アレルギーなのでそのための米粉)の材料を混ぜたりクリームを泡立てたり苺を切って飾りつけたり、最初から最後までほとんどを一緒にやったのだった。小さな子どもとこれだけ近くでこれだけたくさんの時間を過ごすのはわたしにとって初めてのことだけれど、本当になんというか、言葉にならないけれど、あぁそうか、というか、なるほどな、というか、日々思うのだった。どんなふうに大きくなっていくのだろうな。

Adrianne Lenkerのソングライティングコースの課題でまた曲を一曲作った。今までに書いたどの曲ともあらゆる意味でまったく違うものが出来て、良いともそうでないとも好きともそうでないとも言えない、なんだかちょっとへんちくりんというか、よくわからない曲になった。だけど何度も書こうとしてでも曲にならなかったことをようやく書けた。曲にすることでその対象との関係性が自分の中で確実に変化する、というのはやっぱりあるよなぁ。良いともそうでないとも好きともそうでないとも、安易に判断を下さずに、大きな心でいろんな作り方を試しながらいろんな曲を書いてみようと思う、思っている。自分を好きにさせてあげる、みたいなこと。そういうのもぜんぶ訓練。

きのうも日記を書こうとしてというか途中まで書いたのだけどなんとなく上手くいかなくて、今日もなんとなく上手くいかない。言葉がつっかえる。言葉が文字になっていかない。こういうことはときどきある。でも今日はこのまま載せちゃう。単なる日々の記録、というか、それでしかないのだから、こういうのも訓練。というのはうそ、適当。