2025.11.10

今日から明日までの予定がすっぽりとなくなり、そうか、と思って、天気が良いので久しぶりに散歩に出た。川沿いの道まで出て、ほんの短い間、歩いた。風が強くて、光も強くて、帽子をかぶって出たけど何度も飛ばされそうになるのですぐに脱いだ。幼稚園のころにかぶっていたような、大人の帽子にもゴムがついていたらいいのにと思った。光に透ける世界はさ、なんだかやっぱりいつもとは違ってみえて、なにかを、なにを、なにかを、心がどうしても

少しだけ買いものをして家に帰って、では少し仕事のつづきでもするかと思いパソコンを開いて文字と睨めっこしてみればたちまち眠気におそわれ気づけばソファで2時間も寝てしまった。気にかかっている友人がつぎつぎ出てきた。連絡をすると言ったまましていないひと、せっかく楽しい時間を過ごしたのにわたしが壊したひと、わたしが未熟だったせいでもう会えなくなったひと、生きていればもしかしたらまた会えるかもしれないけれど。どうだろうね。

夢から覚めてなんとなく所在ない気持ちになって、少し心細い。

この間久しぶりに会った友達にもう何ヶ月もギターを触っていないと言ったら、そんなことあるんですね、と言われて、こんなことあるんだなってわたしも思ってる、と言った。