2022.08.10
冷蔵庫が空っぽだったので夕方涼しくなったら買い物に行こうと思っていたのだけど、生理が来たのにナプキンが一枚もなかったので仕方なく真昼間のいちばん暑い時間帯にスーパーに出かけた(周りの友人知人たちが給水ショーツを良い良いと言っていたのでわたしも買ったけれど、わたしは全然だめだった、漏れまくる、しかし履くだけのものに合う合わないなんてあるのかすごく不思議)。ビールとワインを買おうか店内で散々逡巡したが、野菜や豆腐や丸ごとのパイナップルなどで買い物かごがすでにとても重たくなっていたし、別に今日は飲まんでもいいやろと思い買わずに帰って来た。でも夜になってやっぱり飲みたくなって、ふらふらと、いつもなかなか行かない場所にあるコンビニ(ミニストップ)まで散歩がてら行き、ビールを二本と白ワインを一本(最近はコンビニにもオーガニックのワインが売っているのね、関心する)とそれからソフトクリームを買って食べながら帰ってきた(白状すると本当はシュークリームも買っている)。
きのうはレコーディング Day2。わたしの大好きなギタリストがやってきてギターを弾いてくれた。11時からの予定で、わたしはみんなで食べる用に、スタジオ近くのパン屋さんに行ってサンドイッチと焼き菓子などを買ってからスタジオに行って、ちょうどビルの入り口辺りで潮田さんから一時間ほど遅れそうだと連絡がきた。そんな気はしていたので、そうしたら先に歌を録ってるのでごゆっくり、と返事を送った。そうして思いがけず午前中から歌録り。今回はしつこくしつこく録った。そうしてちょうど録り終えたところに潮田さんがやってきて、この辺良い喫茶店がたくさんあって思わず入っちゃった、と言うので本当に最高だなぁと思った。そうして潮田さんのギターは本当の本当に、言葉にできないほど素晴らしく、わたしは悦びに打ち震えて少し泣いた。レコーディングで潮田さんに弾いてもらうことはわたしの夢のひとつであったけれど、叶った、でも、また絶対叶えたい。これからまた何度でも弾いてもらいたい、そう思った。ギターも時間をかけて録って、途中で休憩してみんなでサンドイッチやケーキを食べ、それからまた録って、潮田さんを見送ったあと、残りのコーラスを録って、気になるところを粘り強く録って、そうして、完。君島さんが「録れちゃいましたね」と言って、含みのある表現だけれどきっと同じ気持ちのような気がして「録れちゃいましたね」とわたしも言った。君島さんは「歌がいい」「少し疲れた感じがいい」と言ってくれた。
去年末からちまちまと制作を、というかその準備をしていて、まとまった作品をと思っているのだけれど、それとは別に一曲ふと録りたいなと思った曲があり、それを今回は吉木さんと潮田さんに来てもらっていつも通り君島さんと一緒に録ったのだった。完成したら出せるタイミングで出すつもりでいる。来月半ばくらいかな、たぶん。夏の終わりにちょうど良い気がする。久しぶりのリリース。ようやく。
きのうは録り終えて帰り道なんだかとてもとても嬉しくて、曲をたくさんたくさん、まだまだこれから書こう、と思った。