2022.08.06 アイスクリーム、スイカ、録音

きのう

美容室に忘れて帰ったサングラスを取りにふたたび表参道。ついでに気になっていた前髪の厚みを少し取ってもらった。最近は急な予約に対応してもらったりなどお世話になりっぱなしだったのでお土産にちょっとしたお菓子を買っていった。カットは30分ほどであっという間に終わり(すっきりはしたけれど思ったようにはならなくて、なりたい髪型には一生なれないとまた思う)パフェが食べたいなぁと思って検索したけれど近くに良さそうなところが見つけられず、出てきた表参道ヒルズの中のカフェに行ってアイスクリームを買った。アイスクリームとソルベがあり、アイスクリームはチョコレートオレンジとピスタチオの2種類で、どちらも食べたかったので欲張ってダブルにした。わたしの好きなワッフルコーン。ナッツやチョコレートを無料でトッピングしてくれた。店内には社会貢献をアピールするようなあれこれがでかでかとあちこちにディスプレイされていて、新米と思われる女性がアイスクリームを時間をかけて仕上げてくれている間それらを眺めていたけれど、そのお店(企業)が具体的になににどう取り組んでいるのかはまったくわからなかった。店内はなんだかごちゃごちゃしていてゆっくり座るような感じでもなかったのでアイスクリームを受け取ってそのまま外に出て、半分は歩道のベンチに座って、残り半分は青山に向かって歩きながら食べた。母親と思しき女性に手をひかれた小さな女の子が「オモテサンドウっておいしそう」と言いながらわたしの横を通り過ぎた。なかなかのボリュームだったのでだいぶお腹がいっぱいになって、しかしアメリカにいた頃はこの倍ほどの量のアイスクリームを、しかも生クリームやチョコレートファッジ(チョコのソースみたいなの)を盛り盛りに乗せたそれを毎日のように消費していたのだ、ということを思い出してなんて恐ろしいのだろうと思った。わたしは生まれてこの方ずーっと甘党だけど、やっぱり10代20代のころのようには食べられない。そしてそれは安堵すべきことだなということを考えた。

せっかく街に出るので映画を見ようかと久しぶりにイメージフォーラムのスケジュールをチェックしていたのだけど、その前に青山ブックセンターに寄っていたらあっという間に時間が経ってしまい結局映画には行かなかった。きのうは5冊。「220人が、この夏おすすめする一冊」という企画がはじまっており、去年はオンラインショップで吟味に吟味を重ねて何冊も購入したのだったが、今年は書店でのんびり、友人たちの選書やコメントも眺めながら2冊を選んだ。

火曜日に吉木さんのドラムとわたしのギターを録音して、来週は某ギタリストのギターと歌を録音するので、せっせと歌の練習をしている。練習するとやっぱりよく歌えるようになる、という当たり前のことをまた発見してまた少し驚く。普通にクリック(メトロノームみたいな)を聴いてドラムとギターは別々に録るつもりだったけれど、なんとなくせーので録ってみる流れになって、わたしのギターは相変わらずへっぽこだったけれど、吉木さんのドラムはとても良いし、君島さんが鼻歌を歌いながら、といった様子で楽しそうにそしてテキパキとギターのセッティングをしてくれそしてそれがまたとても良く、とても良い感じでDay 1が終わったのだった。君島さんがスイカを切ってくれてみんなで食べた。今年初めてのスイカ。もしかしたら今年最後のスイカかもしれない。