2023.02.12 同じ速さだった

今日はなんだか自分の前髪や着ているセーターの胸もとあたりからふわふわと甘いにおいがするような気がして、しかし今日は朝一番にゆっくりとお風呂に入っているのであって、そう思うとそのあとに焼いたかぼちゃのパンケーキのにおいだろうか。最後に行ったのはいつか思い出せないくらいもはや遠い昔となってしまったけれど、それはディズニーランド中を満たすキャラメルポップコーンやらチュロスやらのああいうにおいなのだった。

驚くべきことにきのうと今日でわたしは確定申告をほとんど終わらせた。あと足りない情報を揃えて入力するだけなので30分もあれば出せる。こんなのは初めてのことだ。なぜかといえばこれからレコーディングが進んでいけば3月半はおそらくそれどころでなく、もしその最中にこんなことをやらなくてはならないとなるとそのストレスたるや、と想像してみるとたいそう恐ろしく、やっとこやっとこ、できるときに、というわけなのだった。それにしても無駄に時間がかかる。やっぱり早くやってしまってよかった、気持ちが楽。

夕方早めに散歩に出ればウールのセーターと厚手のコートと大判のマフラーではちょっとなんだか暖かすぎると感じるくらい、風もなんだかふわふわしているしなんだなんだまだ2月の半ばだというのにすっかり春のようじゃないか。川沿いをものすごくゆっくりと歩く。ぼそぼそ歌う。わたしは土手の上の道を、土手の下の道を小柄な年配の女性が歩いていてわたしたちの距離はずーっと変わらなくて、同じ速さだ、と思ってなんとなく嬉しい。彼女はどこに向かっているでもなくただ歩いているというふうに見えて、わたしもただ歩こう、ただここにあろう、というような気持ちになった。

冷蔵庫の中身が減って来ていたので家を出るときに買い物用のトートバッグを掴まえていた、そうしてスーパーに、と思った瞬間にあ、財布、と思って、そのスーパーはバーコード決済がたしか出来なかったのであって、それでもなんとなくとりあえずそのままスーパーに行ってみる。夕方、とても混んでいてレジには列が出来ていたので商品を陳列している店員さんを探してPayPay使えましたっけ、と訊いてみればやはり使えないと言われたのでそのまま店を出て近くのコンビニでソフトクリームを買いちまちまとなめながらまたとてもゆっくりゆっくり歩いて家に帰った。

Amazonプライムで観ていたドラマの最終シーズンの最終話までとうとうきのう見終えてしまってとてもわたしはなんだかさみしい、スーパーにもう一度行くべきか迷うなあ

あしたはレコーディングday2。