2023.09.19 すん

夕方になってもまだ体にアルコールが残っている感覚があり、それほど飲んでいないはずなのにおかしいなと思って冷静に振り返ってみればきのうは長い時間飲んだのでまあまあの量を飲んでいた、加えてちゃんぽんし放題というくらいさまざまの種類の酒を飲んでいたのだった。しかしきのうは(も)とても良い夜だった。安全と思える場所での時間。楽しかった。それにしてもよく酒を飲んだ一週間だったな。でも当面はこんなこともなくなるのだし(引っ越すから)まあ良かろう。

もう着ないなと思うけれど愛着があり捨てられない気に入りの服がクローゼットの中にたくさん下がっておりそれらをどうすべきかと長いこと思案していたのだけれど、きっと似合うかなと思い浮かんだ年下の友人に唐突にこんなのどう?と連絡してみれば6着も引き受けてもらえることになった。別の友達も何着かもらってくれるそうで安堵。よかった。しかし服。洋服。気付けば増えている衣服。最近はめっきり服を買うことも減ったけれど、それでもたくさん、たくさんある。なにせわたしは母に似て大変に物持ちが良いのだ(クローゼットには母がいまのわたしよりもうんと若い頃に来ていた服も何着か下がっている)。引き続き少しずつ手放そう。

あと困っているのがCD。そもそももうサブスクでしか音楽を聴かなくなっているけれど、長年使っていたCDプレイヤーの調子が悪くなってしまっていよいよCDの棚には近寄ることもなくなってしまった。それでも捨てようという気にはならず、だからといってブックオフというのもなぁなんだかなぁ。いつかまた聴くようになることがあるだろうか。でもちょっとは厳選してもいいのかもしれない。本当に手元に置いておきたいものだけを持って行こうかな。うん、それがいいかもしれない。

なんだか心がすん、と静かで今日はというか今は、段ボールだらけの部屋で、わたしは部屋が整って片付いていないと居心地が悪く気持ちが悪いのできっとストレスになるだろうと思ったけれどでも意外とさほど気にならず、ソファに寝そべって、この部屋を出て違うところで暮らす自分を想像してみるけれどなんの感情も浮かんではこない。わたしはどこに行くのかこれから先。誰も考えも予想もしないような場所に行ってみたいような気持ちも、陰からちらほらと覗くようにここしばらくはなっていて、こんな好奇心を抱くのは随分久しぶりだなと思って、そんなのもいいかもしれない、ようやく少しずつ自分を取り戻しているのかもしれない、というようなことを思う。きのうおとといと箱詰めばかりしていたから今日は小休止。