2024.09.08

家の門を出た瞬間に時間を一時間間違えていたことに気付く。しかしもう出てしまったのでそのまま歩く。きのうは暑い中一日外出していたせいか夜になってやたらと眠く、いつもより二時間も早く布団に入りだから今朝はいつもより早く目が覚め、そのために時間の感覚がくるっているよう。一時間どこで時間を潰そうかな。もはや渋谷で行きたいカフェなんてひとつもない。でも途中の駅で降りるのも億劫。ひとのいないところがいいけど東京にそんなところあるんだろうか。ないね。まあでも何でもいいか、スタバとドトール以外なら。

きのう髪をまたばっさり切ったのだけどあまり気に入らなくて苛立つ。そしてその苛立ちは瞬く間に身体中に拡がって、いまはもはやなんかよくわからんけどとにかくイライラする、全体的に憂鬱、といった様子。馬鹿みたいだと思うけれどでもだからと言ってどうしたらいいのかもわからない。あまりに子ども染みている。馬鹿みたい。それにしても暑いな。こんな中外出するなんてそれこそ正気の沙汰とは思えないけれど、出掛けていかなくては髪も切れなければ観たい映画も見れず本屋にも行けずひとにだって会えないのだ。困ったもんだね。駅につけばかしましい女子高生の群れ。かつてわたしの友達も通ってきた私立女子校の制服。彼女たちの世界はいまいったいどんなだろう。なにもかもが白々しい、なにもかもが茶番、なにもかもが虚構。