2025.06.12

今日は突然家に母が来た。祖母のところに行くから家にいるならわたしのところにも寄ろうかな、と昼前に連絡があり、そうしてほとんど正午ちょうどにやってきた。なんらかのサービス精神で、千疋屋のマンゴープリン(とてもなんというか濃かった)を携えて。わたしは冷蔵庫にあった蕪と椎茸で簡単なパスタを作り、お鍋いっぱいに作ってあった野菜と豆のスープと一緒にふたりで食べた。わたしは昼過ぎからすぐに打ち合わせだったからなんだかばたばたしたけれどマンゴープリンまでちゃんとたどり着いてお茶を飲んで母は祖母のところへ出かけていった。母の実家にわたしが住んでいてそこに母が訪ねてくるというのも考えてみれば不思議な構図だ。

午後はいくつかのやることをやり、終わってから外へ出たくなったのでレンタサイクルで少し離れた雑貨屋まで出掛けて行き、キッチンに欲しいちょっとしたものをいくつか買い、夕暮れ涼しいなかをまた自転車で帰ってきて、なんとなく薄っすらと満たされた前向きな気持ちで、スーパーに行って、どうしても豆板醤が今日は必要だと思い、それと春雨を買って帰り、辛いものを食べたらどう考えてもビールなのだけど、ひとりで家で飲むのはいったんいまはやめると決めたのでぐっと堪えて、春雨と白菜の麻婆みたいなのに豆板醤をたっぷり入れてあぁ辛いなぁ美味しいなぁと思いながら食べた、なんとなく薄っすらと満たされた前向きな気持ちで。こういうときは決まってよい風が吹いているね

きのうはものすごいぶりにプールに行って泳いだので今日は腕のまわりが少し筋肉痛。和歌山では近くにプールがなかったのでまた通えるのは嬉しい。最低週1回、できれば2回、行きたい。明日あさっては都内で友達に会うことにした。会いたいひとには自分から連絡をして会いに行く、そういうことも少しずつ。会いたいな、という気持ちをひとつずつ消化していく、心のつっかえをひとつずつ取っていく、そういうことは小さくてもとても大切なのだと思う。今日は午前中にずっとずーと先延ばしにしていた厚手のウールのセーター2枚の洗濯がやっとやった出来たので気分が良い。明日は子連れの友達と昼に公園に行くことにしたので、サンドイッチ屋さんでサンドイッチを買っていくことにしている。そういう小さなことを、ささやかな日々を