2023.11.09
わたしは自分の音楽を心から信じているけれど、それを受け取る側(聴いてくれるひとたち個々人ということではなくもっと全体、言うなれば世界、みたいなこと)の方のことを信用していない。その信頼はもう失っている。そういうことをきのうは考えた。最近すっかり世界に興味を持てなくなったのもそれと同じようなことなのかもしれない。どれだけ言葉を尽くして語りかけても通じない相手に興味関心を持ち働きかけ続けるのは難しい。でもそれは単純に諦めなのかというとそれも少し違う気がして、だけど言語化出来ないわからない。でも本当、興味ないな、という感じ。だけどじゃぁだったらなぜわざわざ音楽を作りそれを発表したりなんかするのか。みたいなことをまた考える。感想が届けば素直にとても嬉しく、良いものを作ったから聴いて欲しいという気持ちも当たり前にそれはもう当たり前にあり続けていて、結局それとこれとは全く別の次元で存在しているのだ、ということを思う。
この何日かスタジオに足繁く通ったけれど、エフェクターがなかなか思ったようにいかず、明日はどうかしらという感じ。環境によっても変わるからなおさら難しい。機材はいつまで経ってもなんかずっとよくわからない。それはいつまで経ってもなんかずっとギターがあんまりわからないのとよく似ている。といま思った。来年はバンドでライブをすることをひとつの目標にしようと今日さっきスタジオで思った。あとツアーに行きたい。
週末の予定が丸ごとキャンセルになったので、あと10日くらいは東京にいるつもりだったけど、週明けにさっさと帰ってしまおうかなと画策中。何となく気持ちも落ち着かないし。まぁでもそれはどこにいてもそうと言えばそうなのだけど。でも会いたいひとたちにはひと通り会えたし特に行きたい場所もないし。結局のところわたしは「お家」がいちばん好きなのだ
Ghost Townがリリースになったので、さっきパソコンを開いたときに流してみたらとても良くて、めっちゃいいな最高だな、と思った。わたしがというより吉木さんが陽菜ちゃんが庫太郎くんが君島さんがそれぞれに本当に最高なのだった。きのう久しぶりに会ったひとが今回のEPは年間ベストに入るくらい良い、だから自信を持ってと言ってくれて、それはとても嬉しかったけれど、でもこの作品がいい作品だなんてことはこれ以上ないくらいにわかり切っていて、だからでもそれが世界というものののどこかやどこかと触れ合ったときにどう作用するかというのはまた別の話でそしてわたしはいまそのことにあまり興味がない、ということを考えて、今日の日記の振り出しに戻る。
スタジオの帰り道、なぜか爪の先が割れていて、明日ライブなのに終わったと思ったけれど右の小指だったのでせんぜんまったく問題なかった。明日は9party。