2024.05.23
Alice Phoebe Louを観にリキッドルームへ。ぎりぎりまで行くかうじうじ迷い当日券で入ったけれど行って良かった。曲が良いんだけど、声も凄いしそして歌詞が良いんだよな。もっとちゃんとよくよく聴こう。なんとなくクールな人柄をイメージしていたけど、天真爛漫、めちゃくちゃチャーミングだった。転換のときのBGが良くて、ぜんぜん知らない曲ばかりだったから何曲かShazamした。帰り道、月がやたら明るくて綺麗だなと思えば今日は満月なのらしい。
バンドでのライブを、わたしが、どうしたらやれるだろうかということをまた考えた。例えば今日のライブの前売りは7000円で、ライブのチケット代というのは相対的にめきめき上がっている印象があり、アーティストや関わるひとにきちんとペイされるという意味合いではもちろん良いことだと思うけれど、ライブへのハードルが上がってしまう可能性を考えると手放しにただ良いことだとも言えないよなぁとも思う。何にせよお金というのはあるひとが払えば良いとわたしは常々思っているので、払えるひとは払い、そうでないひとはそうでなくてもアクセスが出来る仕組みみたいなものがもっと出来てきたら良いのになと思う。だから学割なんかは良いと思うけど、でも目に見えない線引きばかりだから難しいよね。話が逸れたけれど、わたしがいまワンマンライブなりあるいは何かしらの企画ライブなりをするとしてチケット代はいくらならば正当であろうか。関わるひとたちみんなにきちんとペイバックして、会場代を払い、リハーサル代をまかない、そうして手元にいくら残れば果たして“正当”か、そしてそれをするためにはどれくらいのキャパシティでどれくらいの動員が必要か。そしてその動員を得るためにはどうすればいいのか。
ライブがなかなかの長丁場でひどくくたびれてしまい(途中少しダレたのでうっかり帰りそうになった)帰りの電車でうとうとした。和歌山に移ってから運動不足も甚だしく、体力がめっきり落ちている気がする。そろそろきちんと整えなくてはとようやく思い始めた。暗くて寒い冬も終わったことだし。暮らしを、日々を、設計する、試行錯誤を続ける。明後日ようやく和歌山に帰る。