読書

2025.08.29

2025.08.29 用はない

わたしの部屋は元から音がないが、音楽さえ消したいま、本当に音がない。沈黙の部屋、というのが誰も知らないだろうがわたしの自主レーベルの名前。相変わらずあまりやることがなく、あるんだけど、ずるずるとなんとない時間の余白がある […]

2025.08.17

2025.08.17 色めきときめく

移ろいゆく自分を眺めている、あるいは少し振り回されている。でも面白い。サイコロを振って、へぇこの目が出るのかと思って驚いていればもうひと回転してさらに違う目が出た、みたいな感じ。これで決まりなのかまだまた変わるのか、どう […]

2025.08.13

2025.08.13

旅から帰って疲れの取れないままきのうはあれこれに追われてわたわたとし、今日になってようやく落ち着いた。今朝は帰りに寄り道をして、喫茶店でひとりでモーニングをした。白く薄いパンに揚げた動物性タンパク質と油に卵を混ぜたものと […]

2025.07.15

2025.07.15

窓の外から掃除機の音が聴こえる。やたらに大きい。どんな掃除機を使えばこんなに大きな音がするのだろう、少し前にも同じくらい大きな音が聴こえていた、同じ家だろうか、違う家だろうか、もしも違う家ならばこんなに大きな音のする掃除 […]

2025.03.17

2025.03.17 なんでもない

めずらしく風邪が長引き、4日近くふわふわとした状態で過ごした。しかもさらにめずらしくそして悪いことに喉をやられて咳は出るし歌は歌えないしでなんだなんだ、今日はずいぶん良いので今日の夜からは久しぶりにまともに歌って練習が出 […]

2025.02.28

2025.02.28 燈台

頭の中がひどくうるさい。自分の外側はこんなにも静かなのに、脳の内側だけがひどくうるさい。だけどいろんな声がそれぞれ好き勝手にあっちからこっちから響いているのでただわんわんとうるさいだけでなにがどううるさいのかもよくわから […]

2025.02.19

2025.02.19

今日はまたきゅっとした寒さで、日中外で日向ぼっこをしながら久しぶりに少し仕事をしていれば雪がちらちらと舞いはじめ慌てて部屋に入った。だけど夕方散歩に出ればそこここに梅がさかりで季節がまたひとつ過ぎていくのだなと、春が待ち […]

2025.01.12

2025.01.12 新しい

きのうは何となく歩きたい気持ちになり、お昼前に家を出て電車に乗って、少し離れた駅で降り、出口近くのカフェでラテをタンブラーに入れてもらい(デカフェとオーツミルクのオプションにしたら会計が900円で、東京!!と思った)、日 […]

2024.11.23

2024.11.23 白い生きもの

すっきりととてもよく晴れているが風が冷たく足先が冷え切っているのがわかる。ウールのセーターといつか母が気まぐれにくれた淡い色のストールを出してくる。真っ白い猫が前足をわたしの腕に何度かかけては引っ込めねぇねぇと言っている […]

2024.11.19

2024.11.19

真っ直ぐな線が引かれたかのようにはっきりくっきり空気が変わって今日から冬。わたしのいちばん好きな季節はあっと言う間に過ぎ去った。谷川俊太郎さんが亡くなった。一度朗読会に出掛けて行ったことがある。質問の時間があったので手を […]