2022.04.23 無力

奄美とちっとも変わらない暖かさの東京。きのうは帰り道ですっかり疲れ果ててしまいこれは朝起きれないかもと思ったけれど、今朝はすっと7時半には目が覚め8時にはベッドを出た。持ち帰った洗濯物を一気に回してどこからどう見ても晴天なのに天気予報の「にわか雨」の言葉を信じるべきか迷いに迷って結局家を出る前に部屋の中に引っ込めた。やっぱりそのままでよかったな。帰りは寒いかもと思いアウターを持って出たけどそれも要らなかった。さっきノースリーブのワンピースの女性とすれ違った。

帰りの飛行機の中でずっと歌詞を書いていた。ひとつまとまったものが書けたような気がしているけれどどうだろうか。世界がどんなことになろうと、世界とどんな風に関わっていようと出てくる言葉は結局至極パーソナルなことばかりで、そのことの意味をぼんやり考えてみようとするけれどよくわからない。だけど多かれ少なかれ影響を受けていることは間違いないのだからそれが直接的なのか間接的なのかあるいはどの程度なのかというのは大した問題ではないのかもしれない。そんな気がする。

春らしい軽めの服が欲しいような気もするけれど、あんなに好きだった洋服にも本当にすっかり興味が無くなってしまったようで、かわいいものをみればかわいいと思い素敵なものをみれば素敵だと思うけれど、欲しいかどうかといえばまたそれは別の話のよう。またそのうちライブをするようになって人前に出る機会が増えたら欲しいと思うのだろうか。でもそんなときが来るかどうかはわからないな。

先のことは本当になにもひとつも分からなくて、でもそんなのは当たり前のことで、でもだから自分が意志を持ち未来を決定し続けていくことが大事なのだわ、といま思いはするものの。まぁのんびりやるしかない。少しずつイメージをして。制作も生活も。

言葉も感情も気分もいって返って、相変わらずで、それを前にしてわたしにできることなんてないに等しい。圧倒的無力。