2026.06.17

「ダメな日はダメ。この感覚や感情や、この、これを、誰かにわかってもらおうとか、誰かといることでなんとかしようとか、そんなふうに思うこと自体が間違っている。どうにもなんともなるわけがない。」

きのう、夜遅くに家に帰ってから書き殴った(iPhoneにメモするときにこの表現はどうなのか、でも気持ち的には文字通り書き殴ったのだった)メモ。きのうは危ないとわかっていた、たぶんダメだろうという予感がしていた、ので、直前になって顔の浮かんだ近しい友達に連絡をしてみたけれどつかまらず、ああじたばたしないことだ、と思い、それ以上はあらがうことをしなかった。何年ぶりかに会う友人たちとその子どもたちとにぎやかに食事をし、比較的はやい時間に解散になったので、とりあえず近くの映画館に飛び込み時間のあう映画を観て、どこにも寄らず間違ったひとに連絡もせず酒も飲まず煙草も吸わずアイスも買わずにまっすぐに帰宅してシャワーをあびてさっさと布団にもぐった。上出来だ。

ダメなときはダメなのだ。へたに誤魔化さず、しかし受けとめずにやり過ごす、それしかない。

ワンマンライブを終えてベトナムに行ってヒデさんとのライブがあって、その一連のうわーという流れを越えすこしの充電期間をへてわたしはなんだか憑き物が落ちたかのように健やかな心身で日々に向かっており、プールでがしがし泳ぎ体を鍛え新しい曲をかき、そんなふうにしてあれこれはなんだか調子が良さそうだと思っていたのも束の間、今日はまったく体が動かず、偏頭痛までするしまつ。まったく忙しいことだ。あいかわらずのままならなさ。いつものこととはいえ、ほんとうになんだかね

ちっとも雨が降らないけれどこのままあっという間に夏がきて、夏が過ぎたらわたしはひとつ寄るべを失くしぽっかり穴の空いたような心でぼう然自失、どうしようもなくなるだろう、だから、というわけではないけれどだからこそ、わたしは今年こそ今年こそはどこかに行きたい行かなくてはという気持ちで調べものや考えごとをしている。レコーディングもしたい。きのう観た映画で「与えられたものは奪われる」という台詞があってさ、ほんと、どうしようもないことばかり、しかしカーテンを膨らませる風は心地よく、ありがとうね、どうにかどうにか