2026.06.19 それはほとんど奇跡のよう

なんだか今日はとても気分がいい。嬉しい。

お世話になっている音楽家に頼まれて、きのうは久しぶりにコツコツ家で録音。と思ったけれどすぐ近くではなにかの作業をしていてカンカンカンカン響き渡っているしカラスは鳴いてるし救急車は通るし全然だめだ、と思ってスタジオへ。4時間頑張ったけれどなかなかイメージがつかめずいろいろが曖昧なままとりあえず録れるだけ録って帰宅。なぜか誘われなぜか行くと言ってしまった知人のライブに。あれなんでこんなやることあるのにわざわざ行くんだっけ、と思いながらしかし行くと言ってしまったし友達まで誘ってしまったしと思い向かう。久しぶりにこういう感じのライブ観るなぁという感じのライブ。観るひとはなにを観に来ているのだろう、と思う。しかし友達と束の間実のある話をして気持ちもなんだかすっきりしてあぁそうかこのために来たのか、と思い足早に帰宅。つづきを録る。夜は静か。とても静か。そうしてぐーっと潜っていってしっかり集中して自分で完璧だ、と思えるテイクを録ることができた。昼間録ったぶんもけっきょくぜんぶ録りなおした。ぜんぜん違う、わたしが歌っているのに、まったく違うのだ、この違いを生むものはいったいなんであるか、と考える。なんであるか。そうして明け方3時まで作業をして、しかし今朝は意外とすっと目が覚めて顔を洗いに洗面所にいけば鏡に映る肌はやけにつややかで、まったく不思議なことだ。ライブ会場で友達と自尊心について話した。彼は自尊心は覚悟を持つことで生まれるのだと言った、なるほどねたしかにねとわたしは思って、そしてそれをきのうの深夜まさに体現したような気持ちになって、そうして今朝は目覚めた瞬間に歌とは本当に不思議なものだな、と思うともなく思った、その考えが頭に浮かんできた、のだった。こういときやっぱり歌を歌うことはわたしのよすがなのだ、と思う。わたしはわたしのために歌っている。でもだれかに喜んでもらえたらもっと嬉しい、それだけの、とてもシンプルなことだ。そうして今日はわたしはとても健やかな気持ちで、なんというか心にゆとりがあるよ、ひとにも優しく出来るくらい。平和平穏。

そうして今日はセラピー3回目。今日の感触しだいではやめてもいいかなと思っていたけれどしっかり話ができてまたつぎも続けられそう。長い目でみなくてはいけない。それにしても自分の思考や感情を言語化する能力が身についてきた、という感じがする。わたしは言い淀むこともなくひどく明瞭に話している。なにごとも訓練。訓練。訓練。

久しぶりにごはんもわしわし食べてさ、願わくばこの平和平穏がすこしでも長くここに留まってくれるように。