2026.09.27
会いたい気分だと思って朝いちばんに連絡を入れるもそのすぐあとに上から下までエネルギーが枯渇していることに気がついてあれこれはひとりの時間が必要なサインだと思っていればあんのじょう相手からの返信はノーだった。うまくできている。不思議なことだ。
数日前、洗面所で出かける準備をしているとふと思い浮かんだ物語がありそれを読みたくて遅刻しそうになりながら部屋中の本の束を見てまわりいちばん最後に見た棚にその本を見つけてバッグに突っ込んで家を出る、そうして電車のなかでページをひらいた瞬間にその本ではないことに気がつく。だけど間違って持ってきたはずのその一冊が胸のあたりにものすごいスピードと純度でもって染み込んでくるのだからまったくうまくできている。ほんとうに不思議なことだ。
あるひとがわたしを遊びで競馬に連れて行きたいといい、二度目のデートで競馬とはなかなか攻めてるなと思ったけれどわたしは競馬場という場所に行ったことがなく、馬を見るのもいいだろうと思って行ってみることにした。雨が降ったり止んだり灰色の空の下でみるそれは思っていた以上に興奮を誘うもので、わたしはなんだかすっかり楽しんだ(3レース5頭にほんの少しずつベットして、2頭を当てほとんどプラスマイナスゼロという結果だった)。興奮のせいか疲れのせいかそのあとに入った居酒屋のレモンサワーたった半分で顔がみるみる蒸気していくのを感じて、もう一杯飲んだけれどわたしはなんだかすこし酔っ払って、それは変なかんじのすることだった。そうしてさっさと家に帰ってさっさと眠る
部屋のようだと思う、いろんなひとがただ前を通り過ぎていき、だけどときどき目があって中に招き入れたりして、何度もくるひともいればそれっきりのひともおり、土足で上がり込んで散らかすだけ散らかして帰っていくひともいれば丁寧に菓子折りを持ってきたり掃除をして帰ってくるひともいる。扉を、鍵を、窓を、自分できちんと管理しなくてはいけない、わたしが自分で自分のこと部屋をきちんと心地よく保ち、そしてちゃんと安全に守らなくてはいけない、
今日は日曜日なのであと数日で出発なのらしい、まあいろいろはどうにかどうにでもなるだろうという気持ちで。