2022.04.11
嘘みたいにずーっと眠い。まぁだけど今日のこれはきのうの夜遅い時間に菓子パン2個とべしゃっとした牡蠣フライをもしゃもしゃ食べた因果だから仕方がない。ブラウニーを作り始めたらココアパウダーのストックがないことに気付いてキャロブで代用、しばらく前に買った生姜の残りを入れてみたらとても美味しい。コーヒーも美味しい。
この間町田彩夏さんが司会の番組に呼んでもらってご一緒した関口竜平さんのlighthouseという本屋さんで岸本佐知子さんの最近話題の訳書と関口さんが発行している『灯台より』を購入。灯台よりはA5サイズの薄い小冊子でいろんな方の寄稿が収められていてさらさら読んだ。なんだか今とてもちょうど良かったなという気がした。うまく言えないけど。でも本当はたぶんもっと集中してじっくり読めばもっといろんなことを感じられたのかもしれないという気もする。なんだかさらさら読み過ぎたのではないか、といまになって。でも本の良いところはまたいつでも読めるところだから。死なない限り。町田さんが、わたしがここで書いているこのこれを褒めてくれたことにわたしは最近割とけっこう支えられている。
おととい、ひどく美しい目をしたひとの夢をみた。夢の中でわたしはそのひとのことが好きで好きでどうしようもないくらい好きで、文字通り夢中で、だけど目が覚めた瞬間、他の登場人物の顔はそのままそこに残っていたのにそのひとの顔だけが消えていて、横から見たそのひとの目の残像だけがあり、そうして一日過ぎたいま、他の登場人物の顔もすべて消え去り、その、目の、残像だけがなんとなく残っている。あれは誰だったんだろうか。夢の忘れ方は現実のそれとは違うからいつも不思議。
先月か先々月にヨガ教室に通い始めたけれど、もう辞めたくなっている。でも始めたばかりなのに辞めたいですと言い出しづらくてそういう自分や工程のすべてを面倒くさいと感じている。そんなことよりわたしはプールに通いたいのだ。だけど水着や帽子やゴーグルを持っておらず、ちょうどよいそれらを探して購入するという行為を後回しにし続けているからいつまで経ってもプールに行けないのだった。
春といえばやわらかくて優しくてあたたかくて最高、とずっと思っていたけれど、その後ろに漂ううっすらとした憂鬱の存在に今朝初めて気がついてあぁそうかこれが春のこわいものか、と思った。