2022.01.13

きのうは下高井戸シネマでサマー・オブ・ソウル。ようやく。空いてたので広々、ゆったり観れた。忘れたくない忘れなくない忘れないように、と思いながら観た。後半はいろんなこと、考えごとや主に妄想が膨らんでしまいあまり集中して観ることができなかったけどそれもいつものことかもしれない。こういう映画やライブや舞台などを観るときには。

映画館を出ていつものごとく所在のない気持ちで駅の周辺をふらふら歩いて、所在がないなぁと思って、あぁそうか、これは徘徊癖ということにしてしまえばいいのだ、とようやく、この、ふらふら行く宛なく歩き廻る行為の置き場を見つけて少しだけ嬉しくなって、そうしてそうだ豪徳寺まで歩いて小田急経由で帰ろうと思いつき、世田谷線沿いの懐かしい道をずーっと、音楽も聴かずに、でもきのうはなんとなくカメラを持っていたからときどき何でもない写真を撮りながら歩いて、以前住んでいたマンションの前まで行った。わたしが住んでいた402号室の灯りはついていなくて、誰も住んでいなかったらいいなとぼんやり思って、なんでそんなことを思うのだろうと思った。駅に続く通りでは駅に近づくほどいくつか開いているお店があって、また知らないお店もぽつぽつできたりしていて、駅の前の植木の一帯はクリスマスの電飾がぴかぴかしていて、あぁこれも懐かしいなぁと思ったりして、そうして電車に乗って、最寄りの駅を出たあともコンビニとスーパーを用もないのにふらふらして、でもやっぱりなにも買わずに出て、ひんやりした空気が気持ちがいいなぁと思って、冬の夜は散歩には一番適しているということを考えながら家に帰って、すぐにベッドに入って眠った。

思い浮かんだ断片的な言葉をいくつかメモしたけれど、それがなにになるのかなにかになるのかはわからない。

暇をみて自分のサイトを作る作業をちまちましているが至るところでつまづきまくり、遅々として進まない。