2026.09.12
二度寝し三度寝し、11時前まで眠りこけた。久しぶりにぐっすり眠れたという感じがする。起き出して雨だけど洗濯機を回し、お腹が空いていたのでパンケーキを焼く。鉄のフライパンの熱し方が足りなかったらしく少しくっつき少し焦げる。母はそういえばいつも綺麗に焼いていたなということにいまさらながら気づく。子どものころはテフロンで焼いたようなつるっとしたパンケーキに憧れていたので鉄のフライパンで焼いたあの独特の焼き目のついたパンケーキの良さをわかっていなかった。いろんなことを、わたしはわかっていなかった、知らなかった、誰も教えてくれなかったと思うけれども、でもわたしがわかろうとも知ろうともしていなかったのかもしれない、とも思う。
なんだか外に出ている日が多かったせいか無性にひとりになりたくてそして締め切りもあるのできのう今日と引きこもって録音。きのう一日かけて録ったのをどうかなー悪くはないけどたぶん違うよなーと思いながらひと晩寝かせてみればあんのじょう起きた瞬間に違うものが思いついて、起き抜けの声でとりあえずボイスメモに録音をした。そうして午後過ぎにのそのそと録音をはじめて、夕方とりあえず形になったのでラフミックスを送った。良い感じと思う。
コロナ禍で仕事として曲を作り録音をしミックスをし納品するというのをいくつかやらせてもらって、それによってわたしは音楽と繋ぎとめられていたそんなことがあった、ということを今日は思い出した。のはつまり、いまが同じ状況だと思っているからなんだろう、集中して録っているとだんだんいろんなノイズがすーっと遠くに離れていく瞬間があって、今日は久しぶりにそれを感じて、ああそうだった、と思ったのだった。わたしはいつ、つぎの作品作るのだろうか。ねえ。でもそのうち作るんだろう。そのうち。っていつ。そのうちはそのうち。
この何日かは久しぶりに死にたいような気持ちになって、だけどそれは以前のような積極的な死にたさではなく、もっと消極的なもので、死にたいというより生きていたくないという消去法的なものだった。オープンAIとアンソロピックで働いていたエンジニアがXに書いた文章を読んで、そのなかであと数十年のうちにAIによって人類は滅ぼされるだろうと言っていて、なんだか力が抜けたというかなんというか、でもわたしはそれならその方がいいとはっきり思ってというかむしろそれを望んでしまった、だってその世界はどんどんひどくなってこんなにもひどくなって、そんななかでわたしはなにを必死になって生きなくてはいけないのかちっともわからない。生まれることも生きることも一度として頼んだこともなければ望んだこともないのに。なんの罰ゲームなのですかとわたしはよく思うのだけどね、みんなはそんなふうに思わないんだろうか。
最近、反出生主義というものについての本をすこーしずつ読んでいる。つまるところわたしたちは生まれてこないほうがより幸福(英語だとbetter offだと思うんだけど、日本語だとちょうど当てはまる表現が思い浮かばない)だろうという、わたしはずいぶん前からそう思いながら生きてきたところがあるのだけど、それにこんなふうな名前がついていたことをわりと最近になって知って、あ、だよねだよね、そうよね、と思いながら読んでいる。本は読めたり読めなかったりだけど最近ふと目について買った短編集たちがとても当たりでそのことを喜んでいる。
久しぶりに盛大に肌荒れをしてぐぅとなっている、なかなか思ったように気力も体力も湧かなくて、忘れたいこともぜんぜん忘れられないし過ぎ去っていかないし、ぜんぜんなんにも手につかないままずるずるずぶずぶ生きるともなく生きている。なんの意味もない。無為。けっきょくまたここに戻ってきてしまうのだ、性懲りがない。つまらない、下らない、なにもない、というのはGhost Townの歌詞だけど、ほんとにそう思う。
散歩に行こうかなとも思ったけどあんまりそんな気分でもなくなってしまったので湯船に浸かってさっさと寝ようかな、あぁ空っぽ果てしない虚無空洞つまらないくだらないなにもないわ