2023.03.12
レコーディング4days、今日で3日目。今日と明日で歌録り。きのう喉に違和感がある気がして冷やっとしたのだけれど小さな口内炎だった。レコーディング中は手軽に食べられるサンドイッチとかおにぎりとかクッキーとかそんなものばかり食べていてビタミンが足りていないなぁと思っていたけれど今朝起きればきのうよりだいぶ良くなっていた。きのうはまた最高なのが録れて、わたしはこれまでにないほどに満ち満ちた気持ちで帰路につき、他のことはもうどうでもなんでもいいわなんて気持ちになりさえしたけれど、今朝起きてみれば世界はなにひとつ変わらず当たり前に鎮座、無関係ではいられない切り離すことは出来ないこのすべての中にがんじがらめといってもいいようなていでもってわたしは存在しているのだ、というようなことをしみじみ痛感するような、重ための会合が今朝は9時から。
おとといの夜、遅い時間までかけて一日目のレコーディングを終えそれはそれはくたくたで、帰ってすぐにベッドに入ったけれど久しぶりにほとんど眠ることが出来ず、きのうはすっと帰ってゆっくり湯船にも入って早めに就寝、まあまあ眠れたと思ったけれどなんとなくぼーっとする。しかし最近はなんとなくこんな感じの日が多く、みんなが口を揃えて言うようにあるいは花粉のせいなのかもしれないとぼんやり考えたりもするけれど、わからない。歌さえ歌えればいい。小学生のころ、声がまったく出なくなるほどひどい風邪をひいたことがあった。所属していた合唱団の練習にそれでも出掛けて行けば驚いたことに喋ろうとするとまったく出ない声が歌を歌うときには当たり前のようにするする出たのだった。そのことを思い出した。あと2日。今日と明日。祈るような気持ちだ。